LAN制御電源（LAN電源）

LAN制御電源（略称：LAN電源）はイーサネット規格に適応したLED電源です。LED電源にLANケーブルを挿してLANと繋ぎ、同じLANにあるコンピューターからLED電源を調光制御します。

LAN制御電源の仕様

型　名	JP-T1220L
電　源	AC100V系（90V~130V）　　50/60Hz
消費電力	70W
LED出力	DC12V PWM調光/2A（MAX）
LAN入力(プロトコル)	IP、TCP/UDP、ARP、ICMP、IPV4
電源変動LED出力安定度	AC入力電圧±10%に対し±0.2%
動作温度	0~45℃ 　（但し、8h以上の連続使用は40℃以下）
動作湿度	20~85%　　　（結露不可）
寸　法	幅70.5×高79×奥175（突起部含まず）
重　量	0.75Kg
その他　LAN制御の種類・初期設定アプリケーション(手動) ・本製品付属のサンプルプログラムを利用し調光制御する・本製品付属のサンプルプログラムを参考しユーザーがプログラムを作成して調光制御する・本製品付属のアプリケーションを手動操作させて制御調光する

LAN制御電源の外観

LAN制御電源の立体図

LAN制御電源の写真

LAN制御電源のネットワーク図と通信プロトコル

LAN電源はサーバーやPCと同じ位置づけで、LANにおけるネットワーク装置の一つです。LANケーブルでLANに繋ぎ、LANの環境に合ったIPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイを設定すれば、そのLANにあるPCなどのネットワーク機器からアクセスできるようになります。

LAN制御電源を利用するためのセキュリティ制限解除

LAN電源を検出するために、UDP通信プロトコルのブロードキャストを利用しています。また、コンピューターからLAN電源を制御するために、TCP通信プロトコルを利用しています。
ウィルス対策ソフトなどのセキュリティ製品が、ネットワーク上のUDP通信とTCP通信を無効にする場合があります。
その場合は、そのセキュリティ制限を解除する必要があります。
すなわち、本製品に利用されているUDPプロトコルとLAN電源所定のポート番号、及び、TCPプロトコルと利用者指定のポート番号を有効に設定する必要があります。
セキュリティ製品の設定に詳しくない方は、まずはウィルス対策ソフト、ファイヤーウォールなどのセキュリティ製品を無効にしてください。
詳細について、資料請求フォームにてダウンロードしてください。

LAN制御電源のパラメーター

LAN電源パラメーターの値は下記となります。

特性	項目	出荷時値	利用時値
ネットワーク接続	IPアドレス	192.168.0.7	ユーザー側のLAN環境に合わせて初期設定をする
	サブネットマスク	255.255.255.0
	デフォルトゲートウェイ	192.168.0.1
	IP取得方式	静的IP
	TCP通信ポート	20108
	クライアントポート番号	–	自動取得
	TCP同時接続数	1	固定
シリアル通信	シリアルボーレート	9600
シリアル通信	シリアルパラメータ	None/8/1