LED照明に関するよくある質問

紫外線LEDは、人体に害はないのでしょうか?
 
紫外線は、一般的に日焼けに見られるように、物質に働きかける大きなエネルギーを持っています。強力な紫外線で殺菌もできますが、弊社の紫外線LEDは、波長が370nm前後と、紫外線の中でも可視光に近いので、肌を日焼けさせる程のエネルギーはありません。社内で、植物に照射し続ける実験においても、UV照射によって枯れるといった現象は起きていません。ただ、長時間、直視するといったことをしますと、視力低下、失明等の恐れがありますので、そのような使用はお控えください。

紫外線LEDは、何に使われているのでしょうか?
 
現在、紙幣識別用の光源、樹脂硬化用光源、光触媒との組み合わせによる空気清浄器用光源に使用されています。紙幣は、本物と偽物を識別できるよう、紫外線を当てると反応する特殊なインクが使用されており、UV光を当てると、見えなかった文字や絵柄が浮かびあがる仕掛けがしてあります。この他、様々なセンサー用途に使用されています。

LEDからはどれくらいの熱が発生しますか?
 
LEDによって違いがありますし、どれくらいの明るさで光らせるかによっても、発熱に違いがありますので、一概には言えません。明るくするためには多くの電流を流しますので、それによりLED自体や電流制限の抵抗から熱が出るとだけは言えます。実際のところ、1日中点けていてもほんのりと暖かいかな?と感じる程度のものもあれば、5分も点けていると触ると火傷するのでは?というくらい熱くなるときもあります。

LEDを紙に包んだり、発泡スチロールに埋め込んでも大丈夫ですか?
 
上の質問に対する回答にもありますが、LEDからの発熱は千差万別です。あらゆる事態を想定して設計・試作して実験してみることをお勧めします。

LEDの寿命は?
 
照明に用いられる白色LEDの寿命定義は(社)日本照明器具工業会により光束維持率70%推定値の40.000時間と設定されています。
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